2017年06月15日

日本で「高速道路」、と名前がつく道路はほんのわずか

現在、日本の国土には
たくさんの高速道路があるが、高規格幹線道路のうち、
東名高速道路のように、「高速道路」と名がついているものは
実は4つしかない。

その4つは

東名高速道路、新東名高速道路、名神高速道路、新名神高速道路。

時速100Kmまたは、80Kmで走れる高速自動車道は多々あるが
高速道路と名がついているのはこの4つだけ。


その由来は…


日本で初めての高速道路が、昭和38年に開通し、
名神高速道路と呼ばれた。

その4年後の昭和44年には、東名高速道路が全線で開通。
日本の大動脈として交通量も多くなり、
東名高速、名神高速の名が広く知れ渡った。

東名高速道路の正式名称は「高速自動車国道 第一東海自動車道」。
名神高速道路の正式名称は「高速自動車国道 中央自動車道西宮線」。

この長い名前を呼ぶにはムリがあり
一般的には「東名高速」、「名神高速」の名で親しまれた。


日本で初めての高速道路が開通したという、
この歴史的な背景を考慮し、
その名前が例外的に採用され、今に至る。
それが「高速」と呼ばれる東名高速、名神高速の2つである。



日本の発展に高速道路は人の移動にも大いに貢献した。
そして、物資の輸送に高速道路は欠かせないものになっていく。



高速道路が開通した当時の
面白いエピソードが残されているので紹介する。

高速道路が開通した昭和38年、
多くの車が高速道路を利用した。
しかし、そのころの車の性能はまだまだで、
高速道路の特徴である、「時速100Km で走る」ということに
車の性能が追いつかず、
開通後10日間で車の故障が多発、
オーバーヒートなど573件の故障車が発生した、というものだ。


今は当たり前に高速道路で時速100kmで走れる時代だが、
その当時の日本で、「高速道路」がいかに最先端のものであったか、
しかも、車の技術が道路に追いついていない、
ということが不思議で面白い。

その後にできた高速道路は「新東名」、「新名神」を除いて
「自動車道」という名前で統一されている。




でも、「首都高速道路」や「阪神高速道路」など、高速道路と名がついたものがある。
これではおかしいのではないかと疑問に思う人もいるかも知れない。

それは、区分の違いにある。
国が定める「高規格幹線道路」以外に
「地域高規格道路」として都市圏自動車専用道路があり、首都高速はそれに含まれる。
いわゆる、地域高速道路としての位置づけになっている。

今回説明した、「高速道路として名がついているのは4つ」としたのは
「高規格幹線道路」についてである。
posted by スカーレット at 07:00| Comment(0) | 車の雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: