2017年02月03日

トランプ大統領の対日自動車貿易「不公平」1980年代の恨みか?

トランプ大統領が日本との自動車貿易を「不公平」と批判したことは
さることながら、日本の経済界は戸惑いと不安を隠せない。



なぜ、不公平?

日本では米国の自動車に関税が全くかからないし、
関税以外の部分でも日本車と何ら差別的な取り扱いはないのだ。
しかも、逆に日本からの対米自動車輸出には2・5%の関税がかけられているというのに
日本のどこが悪いというのだろうか。
首をかしげるばかりだ。



トランプ氏の記憶は1980年台

うわさでは、トランプ氏は日本車に対する認識が
1980年台の日本のバブル期のころで止まっており、その頃のことを
根に持っているという。


アメリカの車は戦後、パワフルなエンジンを搭載した大型車が人気で
売上をどんどん伸ばし繁栄を謳歌していた時代があった。

日本は戦後の立て直しに多少時間がかかったが、
追いつき、追い越せと、経済復興がめざましく自動車産業も急速に発展を遂げた。
日本は持前の技術力で高品質な車をどんどん生産していった。
当時日本は新興国であり、車の値段も手ごろな価格だったため
売り上げも次第に伸びていった。

そして、1970年末のオイルショック。
ガソリン価格の高騰。

当然、大型車はガソリンをとても使う。金額もバカにならない。
そこでアメリカの人々は日本の小型車に目を向けた。
小さくて燃費もよくガソリンをたくさん食わない小型車に。
そこから日本車の輸出がうなぎのぼりになっていく。

その当時のアメリカの自動車産業は残念ながら衰退傾向にあり
消費者が求める小型車の生産に、即座に対応できなかった。
だから、日本の小型車に対抗できる商品がなかったのだ。


1980年日本の自動車生産台数は世界一

そしてトランプ氏が根にもつ問題の1980年台には
日本の自動車生産はなんと、1000万台を突破、アメリカを上回って世界一となっていた。
石油価格の上昇で、アメリカの人々の消費者の嗜好も変化し、
燃費も良く、手ごろな価格で手に入る日本車が人気となったために、
アメリカ車の売り上げの低迷、自動車産業は衰退、雇用も減り、失業者も増えた。

輸入制限すればよかったのではと思うのだが
安く手に入る日本車の輸入制限は消費者の利益に反するものでもあり、
場合によっては独占禁止法の規定に触れる恐れもあったから
制限はしなかったのだ。


その後は、日本企業のアメリカでの現地生産、雇用問題など
さまざまな問題がからんでいる。
古い過去を含めトランプ氏は「不公平」だと日本をののしっていると
憶測されているのだ。

いろいろな世界情勢が絡んで、今となるが、
やはり日本車の燃費のよさ、性能、やはりこれが消費者が求めるものであり
それを排除することはできない。






posted by スカーレット at 07:00| Comment(0) | 車の税金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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