義務である自賠責保険の他に、
自分で加入する任意保険がある。
自賠責保険の範囲の補償は人身事故に限られており、
車両や、家屋などを壊したというときには対象外だ。
任意保険は、自賠責保険で足りない分を補填する保険だが
加入したくなければ入らなくてもいい。
しかし、自動車事故はいつ起きるかわからないもの。
保険をかけておけば、いざ、というときに役立つ。
最近の自動車保険は、契約すると、
ありがたいことにロードサービスが無料付帯される。
サービスの内容は各社それぞれだが、
バッテリー上がり、ガス欠、パンク、キーの閉じ込み、
レッカーなど、大体のところは同じだ。
無料で使える範囲が決まっており、それを超える修理であれば
有料になる。
ロードサービスには大きく分けて2つある。
自動車保険に付帯するロードサービスと、
自動車連盟(JAF)が運営しているロードサービス。
大きく違う点は、
自動車保険につくロードサービスは、会費は無料。
サービスの対象は契約車両のみとなり、
他の人の車を運転していれば対象外になる。
JAFの場合は、年会費が4,000円/年支払わなければならないが、
会員であれば他の人の車を運転していても
ロードサービスを受けることができる。
JAFのサービスは会員を対象としているため、
自分の車以外に、友人の車、会社の車や
レンタカーなどでもサービスを受けることができる。
さらには、運転をしていなくても
同乗しているだけでも使えます。
さらにはJAFの会員は、
レジャー施設やホテルなど割引も受けられる。
旅が好きな人であればJAFはおすすめだ。
その他健康サービスもあり、相談にものってもらえる。
長年にわたり会員であれば豪華な食事も抽選で当たったりと
うれしいサービスもある。
ロードサービス、という点においては、
JAFの方は、年間利用回数が無制限だが
保険会社の方は、会社にもよるが回数が定められていて
ガス欠は1回のみ、というところもある。
雪道やぬかるみにはまり抜けられない、という時にも
JAFは対応してくれるので、
雪が多く降る地域ではJAFの会員になっておけば便利かも知れない。
JAFの会員になり、さらに加入した保険会社が
JAFと提携する会社であれば、通常の会員サービスの他に
プラスαの優遇サービスが受けられる。
保険のロードサービスがあれば
JAFに入らなくてもいいかも知れない。
しかし、サービスの内容が異なる。
自分がロードサービスにどれだけのものを求めるのか
よく考えて、ライフスタイルに合ったものを選ぼう。