岡山にあるようだ。
よく見ると、確かに「★合図」の文字。
一体これは何を意味するのか?
日本自動車連盟(JAF)が昨年6月に
インターネットで行った交通マナーアンケートのQ2の質問で、
「方向指示器(ウィンカー)を出さずに
車線変更や右左折する車が多い」、に対し、
とても思う 29.4%
やや思う 47.7%
あまり思わない 21.7%
全く思わない 1.2%
という結果が出た。
その中で「とても思う」の内訳は
1位 岡山県 53.2%
2位 香川県 51.0%
3位 沖縄県 46.2%
という結果に。
岡山県がウィンカーを出さない「ワースト1位」になったのだが、
「ウィンカーを出さない」ことへの不満は
以前から県警にも寄せらおり、その対策として
路面にウィンカーを出すようにと、
「★合図」という文字が書かれるようになった。
しかも、この合図の文字は最近書かれたものではなく
2005年から表示されている、というから驚きだ。
2016年はワースト1位。
結局何の効果もない、と言わざるを得ない。
強者揃いだ。
岡山県では交通事故も多く発生する。
ウィンカーを出さなければ、
前の車がまっすぐ行くと思っていても急に減速して左折された場合は
追突する可能性がある。
または、車線変更をするとき、これも危ない。
方向指示を出さなければお互いぶつかってしまう。
なぜこのようになってしまったのか、
その回答に
「(他のドライバーが)合図を出さないことに
慣れてしまった自分がいる」と岡山県民は話している。
ウィンカーのみならず、一時停止や、
信号機「赤」での交差点への進入など、マナーの悪さはピカイチのようだ。
警察も道路指導取締りを強化しているようだが
あまり成果はでていないようだ。
合図を出さない場合は道路交通法53条に違反し、
反則金が5〜7千円、違反点数1点が科される。
交通ルールがあって無いのと同じ岡山県。
まるでどこかの外国の道路のようだ。
交通ルールはお互いの命を守るためにある。
が、岡山県は痛い目に合わないと分からないようだ。
ほんとうに面白い県民性だ。